女性にとって重要な価値を持つ「美容」について、前回のページまでは美容全体にまつわる様々な情報をお伝えしてきました。美容を阻害する要素として「たるみ」が多くの女性の悩みの種になっているという現状があり、その要因には加齢による肌のハリの弱まりや、生活面での様々なストレスもたるみの原因となっているということについてお伝えしました。加齢という要因は一見、避けがたいことのようにも思えますが、同じ年齢でもたるみに差があるように、何らかの対策を取ることは可能です。とくに美容外科の施術には非常にたるみに対して効果の高いものも多くあります。そこで今回のページでは、たるみ対策として美容外科を受診する際に気をつけること。また、受診後にチェックしておきたいことについてお伝えしたいと思っています。
美容外科ではたるみ対策として「ボトックス」という施術を利用することができます。ボトックスとは、ボツリヌス菌を利用した美容のための施術のことです。本来、ボツリヌス菌は食中毒を起こす病原菌ですが、この美容外科の施術のために使用されるボツリヌス菌は、使用される量がごく少量なので、中毒を起こすようなことはほとんどありません。
日本で行われている美容外科の施術であるボトックスは、多くがアメリカ製の技術を利用しています。ボトックスはアメリカの技術が世界に先駆けて取り組んできているために、30年以上の臨床の経験を持っているので、たしかな技術が期待できます。また、世界の60カ国以上でもアメリカの技術は採用されているため、高い信頼性を得ていることが伺えます。
たるみやシワのための治療で、アメリカでは保険の認可が下りるわけですが、日本でのたるみ対策としての美容外科の施術においても、今後は同様の流れになる可能性もあります。そのためにもボトックスの安全性は、絶対的なものでなければなりません。願わくば、国産の技術も高い信頼性を得るようになることが理想的です。
すでに日本国内においても、厚生労働省では、眼瞼のけいれんや顔面のけいれんの治療のためならボトックスを保険の対象として認めています。今後は、美容外科の施術に対しても認可が下りることを期待しましょう。
美容外科の参考情報 → http://www.veriteclinic.com/vnews/